1958-03-18 第28回国会 衆議院 農林水産委員会水産に関する小委員会 第3号
そうすると、今一度のイルカ転換のあり方、本質的な面から考えていった場合は、やや不安があってもこの際は貸すべきだ、そういう方向に持っていかなければいけないんじゃないか。
そうすると、今一度のイルカ転換のあり方、本質的な面から考えていった場合は、やや不安があってもこの際は貸すべきだ、そういう方向に持っていかなければいけないんじゃないか。
そういうふうないろいろな事情もございましたのも、イルカ転換が当初の予定の時期よりもややずれて、今日先ほど申し上げましたような段階にあります一つの理由であるのでございます。
○川村(善)小委員 イルカ転換の問題については大体二つにしぼられたようであります。いわゆる補助金の交付の場合のバランスの問題と、金融べースに乗るか乗らないかというようなことで相当に意見もあったようでございます。そこで、金融べースに乗るということは結局その漁業が成り立って利益があるかどうかというのが大体の考え方でございます。
われわれといたしましては、あのオットセイ条約の交渉前二カ年の間に、猟銃によりまして正規の火薬の使用の許可を持って、イルカを二カ年間のうちのどちらかの年にでもとっておれば、これをイルカ転換の対象としてとり上げる、こういうことにはっきりした客観的な一つの基準を求めたい、かように考えておる次第でございます。